☆弁護士さんによる講演会

兵庫県弁護士会が行っている「授業への弁護士講師派遣」の制度を利用し，本校の中３公民・高?の現代社会の授業において，神戸ブライト法律事務所の大野彰子先生に講演をしていただきました。

民事裁判・刑事裁判といった司法制度の説明に加えて，具体的なモデルケースをもとに，弁護士さんが事件の際にはどのような対応を取られているかというお話に，生徒たちは一生懸命聞き入っていました。感想を一部ご紹介します。

「前に裁判を見に行った時に，弁護士さんが被告人を弁護しているのを見て，『悪いことをした人をどうして弁護するのだろう』と思っていたのですが，今日大野先生のお話を聞いて，弁護士さんが依頼人の権利を守ったり実現したりするために活動されていたのだということがよくわかりました。」（中３）

「大野先生が，弁護士の仕事は『依頼者の言いたいことを，依頼者の代わりにわかりやすく伝えること』だとおっしゃっていて，弁護士というのは依頼者にとってとても心強い存在なのだなと思いました。」（中３）

「以前授業で模擬裁判を行った際に私は被告人役をやったのですが，その時には弁護士の存在がとても頼りになると感じていました。今日のお話を聞いて，弁護士という仕事は特殊であるとともに，必要不可欠な職業だとわかりました。」（高１）

「以前あった検察官の方の講演とあわせて，それぞれの職業の魅力や理念を比較することができて，将来の職業選択に大いに役立ちました。」（高２）

実施にあたりご尽力頂きました兵庫県弁護士会ならびに大野先生にこの場をお借りして改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました。