Stella Maris 神戸海星女子学院 -真理と愛に生きる-

海の星(ステラマリス)

海の星とは

神戸海星女子学院が、校名に持つ『海の星』。
それは、ラテン語ではStella Maris(ステラ・マリス)と表され、聖母マリアの別名として世界中に広く知られています。本校は学院の精神として聖母マリアを戴き、校舎の上に立つ聖母子像が何よりもその象徴となっています。

人生を導くものとして

まだ羅針盤のなかった遠い昔、大海原を航海する人は、星を頼りに目的地を目指しました。
私たちも人生という海を旅する者です。順風の時だけではなく、時に嵐に出会い、凪に留まることもあります。人生のいかなる時においても私たちの行く手を示してくれる『海の星』、聖母マリアにならって生きることを、神戸海星女子学院は目指しています。

聖母マリアの生き方とは

キリストの母であるマリアは、母が子に向ける慈愛そのものの存在です。しかしまた聖書は、マリアが「あなたは神の子の母となる」という天使のお告げに「お言葉の通りこの身になりますように」と答える場面を伝えています。現代の視点からは消極的ととらえられてしまうかもしれませんが、この「はい」は、神に全幅の信頼をおき、自らに与えられるものを主体的に引き受ける姿勢を表していると言えます。神戸海星女子学院はこのような、慈愛・信頼・責任ある生き方を示してくれる聖母マリアにならいたいと考えています。

STELLA MARIS

教育理念

建学の精神

神戸海星女子学院は、設立当初より「真理と愛に生きる」を学院の目標として掲げています。
これは、本校の設立母体であるマリアの宣教者フランシスコ修道会の創立者マリー・ド・ラ・パシオンが生涯をかけて追及したテーマです。マリー・ド・ラ・パシオンは、1839年フランスに生まれ、キリストの真理と愛を伝えるために働くことを願いました。そして、彼女の設立した修道会は、世界中からの呼びかけに応えてアジア、アフリカ、アメリカ、時として危険を伴う遠隔地まで会員を派遣しました。日本へは、1898年、ハンセン病患者の看護のために5人のシスターを熊本に派遣しています。シスターたちは、慣れない日本語や日本文化と格闘しながら献身的に看護にあたり、キリストの福音を伝えていきました。それが、教育理念としての本校の始まりと言えるでしょう。

真理と愛に生きる

「真理と愛に生きる」とは、どういうことでしょうか。「真理と愛に生きる」とは、学問を通して真理に近づく、真理の源である神に到ることにほかなりません。しかし、真理はまた、「愛において」つまり愛を実践することを通して求められなければならないと神戸海星女子学院は考えています。
児童生徒一人一人が神に愛され生かされている存在であることを知り、自らを他者のために役立たせることに喜びを見出すことが「真理と愛に生きる」という目標の意味なのです。
また、修道会の創立者にとって国境がなかったように、子供たちが国際的視野を持ち、人生を明るく肯定しながら、主体的に歩む女性に成長することを目指しています。

教育理念

校歌

  1. 1 ,深山に香る 白百合の
    気高き姿 わがうちに

    愛の筆もて 記さんと
    といしとびらは 海の星

    芙蓉の雪の 消えぬごと
    永遠のおとめ 聖マリア
  2. 2 ,わだつみに似る 神の愛
    望みて日毎 たゆみな

    真理の道を 一筋に
    天つみ星の 導べにて

    真暗き時も おそれなく
    学びの業に いそしまなん
  3. 3 ,御母の愛と 徳の香に
    育まれゆく わが友ぞ

    高く尊き 理想もて
    天の御国の 幸もとめ

    神の恵みを 身にうけて
    全き女性と ならんかな

沿革

戦後の荒廃した神戸に呼ばれた、マリアの宣教者フランシスコ修道会管区長マリー・ムスチェ・ド・カンシーは、新しい時代に生きる女子の教育に大きな夢を描き、「神様のことを伝えたい。正しい人間として成長してほしい。よい教育を与えたい。」と望み、神戸青谷の地に学校法人海星女子学院を設立、小学校・中学校・高等学校を開設した。

1951年 校長 シスター ローラ・ヴェストラテン
1952年 校舎落成式を2月に、マリア像除幕式を10月に行う。
1954年 シスター村田敏子 校長に就任。
1958年 校庭の一隅にルルドの洞窟が完成しマリア像が安置される。
運動場の拡張
1961年 体育館が完成。
1963年 シスター鈴木静江 校長に就任。
1965年 本館4階を増設。
1969年 シスター八巻和子 校長に就任。
1973年 シスター大西房子 校長に就任。
小学校新校舎、室内温水プール完成
1974年 小・中・高授業週5日制発足。
1975年 創立25周年式典を11月に行い「感謝のラプソディ」を合唱する。
1976年 中・高視聴覚教室完成。
1979年 シスター本多正子 校長に就任。
1985年 創立35周年 「アヴェマリア」が誕生、合唱する。
1986年 シスター入江純子 校長に就任。
1990年 創立40周年 新講堂棟落成式を12月に行い、「サルヴェレジナ」が誕生、合唱する。
1994年 シスター梶川邦子 校長に就任。
1995年 阪神淡路大震災発生、本校は自衛隊救援部隊の拠点となる。
学校は休校となるが、2月13日に特別時間割で授業を再開する。
2000年 創立50周年 11月に式典および小・中・高合同で記念音楽会を催す。
小学校コンピュータ室完成。
2001年 中高メディアルーム完成。
2003年 森田和子 校長に就任。
2007年 中学校1、2年を4クラス編成とする。
2009年 小学校校舎および体育館耐震改修工事完了。
小学校 一学年2クラス編成となる。
2010年 中高 授業6日制となる。
2011年 中学校全学年が4クラス編成となる。
2013年 中高本館耐震改修工事完了。
2014年 新図書館棟完成。
2015年 糸井孝幸 中・高の校長に就任、小学校は引き続き森田和子。

沿革