練習は雨ばかりとなり、競技や応援の練習不足が心配されましたが、当日はさわやかな秋晴れの下、いつもと変わらぬ熱戦が繰り広げられ、大いにもりあががりました。

前日に来日していたオーストラリア交換留学生（セントクレア高校）23名が開会式で紹介され、元気に綱引きと玉入れに参加しました。

　海星の体育祭は学年対抗で行われると言うと、多くの方にびっくりされます。確かに、中1が高校生と闘うのは無理があるかもしもしれません。

　しかし、実際ごく自然に並んで競技に取り組んでいます。

　騎馬戦や大玉おとしなど、2つの学年が対決する場合は、下の学年は「一つ上の学年を負かそう」と、上の学年は「一つ下には負けるわけにはいかない」と、力が入ります。そうして、競技をする側も、応援する側も学年としてひとつにまとまっていく姿には、胸が熱くなるものがあります。

そのまとまりが高３の学年演技につながっていきます。

今年の高３は和のリズムで、一糸乱れぬきびきびとした姿を見せてくれました。