神戸海星女子学院の校名に由来する 海の星(Stella Maris)は、聖母マリアの別名として世界中に知られています。「星の子を目指す」とは、そのマリア様の生き方を学び、キリスト教精神に基づいて、自分の個性や能力を活かしながら、社会の中で光り輝く女性を育成することを意味するものです。

本校が掲げる「5つの輝き」は、
生徒一人ひとりの可能性を最大限に引き出す教育理念です。
その根幹にはキリスト教の精神に根ざした「清く・明るく・豊かな心」があります。
その心が、マリア様の心へとつながっているのです。

奉仕・思いやりの心
宗教の時間、宗教行事を通じてキリストの愛を学び、思いやりや礼儀を実践します。”マリア様の月”には祈りや奉仕を心がけ、募金活動にも取り組みます。クリスマスまでの期間や老人ホーム訪問を通して、他者を思いやり社会に貢献する心を育てます。

深い思考力
すべての教科学習や学校活動を通して、自ら考える力を養います。知識や技術の習得にとどまらず、どう活かすかを考え、協働しながら実践力を高めます。こうした力は、生きる力となり、小学校から続く一貫教育を経て、国公立・難関私立大学への進学希望へとつながっています。

確かな知識
実生活において生きて働く確かな知識を身に付けさせることに力を身に付けるため、しっかり話を聞く姿勢や自主的な学習習慣を育てます。6年間を見通した海星カリキュラムで、教科ごとの学習目標を明確にし授業を行います。補習や発展学習、まとめテストなどを通じ、基礎力と応用力の両方を高めています。

豊かな人間関係
少人数学級での授業や学校活動を通じて、自ら考える力と判断力を育み、習得した知識を活用できる実践力を養います。友達と協働しながら思考を深め「生きる力」を培うことを目指します。確かな思考力と自発的な学びの姿勢が、難関大学進学者の多さにつながっています。

正しい生活習慣
日常生活や授業を通じて、基本的な生活習慣やしつけを身に付けます。集団生活の中で、挨拶や礼儀、マナー、規律を大切にし、ものを大事にする心を育みます。

カトリック教育Catholic Education
私たちの12年間の一貫教育の背景には、カトリックの教えを基盤とした宗教教育があります。小学校では、その精神を日々の学びに活かしつつ、特に以下の点に力を注いでいます。
- まず人は神の愛によってこの世界に存在するものであることからお互いを尊敬し合い、豊かな人間関係を育みます。また、自ら選び責任を取ることのできる自立した大人へと成長することを助けます。
- キリスト教の人間観に基づくこの二点を小学校のすべての教育活動において培っていくことを目的としています。
- 毎日の学校生活において、個々人の多様性を尊重し、他者へのかかわり方を学び、心の支えとして「祈り」を大切にします。
カトリック精神を育む行事


