授業の特色
小学校教育課程
週当たりの時間表
1学年 | 2学年 | 3学年 | 4学年 | 5学年 | 6学年 | |
---|---|---|---|---|---|---|
国語 | 8.5 | 8.5 | 7 | 7 | 6 | 6 |
社会 | – | – | 2 | 3 | 3.9 | 4 |
算数 | 5 | 5 | 6 | 6 | 6 | 6 |
理科 | – | – | 3 | 3 | 3 | 3 |
生活 | 3 | 3 | – | – | – | – |
音楽 | 2 | 2 | 2 | 2 | 1.4 | 1.4 |
図画工作 | 2 | 2 | 2 | 2 | 1.4 | 1.4 |
家庭 | – | – | – | – | 1.7 | 1.6 |
体育 | 3 | 3 | 3 | 3 | 2.6 | 2.6 |
道徳・宗教 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 |
特別活動 | 年間35時間程度 | 年間35時間程度 | 年間35時間程度 | 0.3 | 1 | 1 |
英語 | 3.5 | 3.5 | 3 | 3 | 3 | 3 |
総合的な学習 | 年間35時間程度 | 年間35時間程度 | 年間35時間程度 | 年間35時間程度 | 年間35時間程度 | 年間35時間程度 |
・一単位時間は45分とする。
・仲良しクラブは、年間8回程度。総合的な学習としてみなす。
・総合的な学習は、国際、情報、学芸会などの活動とする。
科目ごとの特色

国語
すべての学習の基礎固め
国語は全ての学習の基礎・基本になります。
「話す・聞く」「書く」「読む」の力をバランスよく身に付けられるように学年に応じて指導します。低学年では、音読や暗唱を大切にし、中学年では言語指導により語彙力を高め、高学年では読解力を付けられるように指導しています。
具体的な取り組み
漢字能力検定
毎年2月に漢検を受験し、1年間に習得すべき漢字を再確認します。
日記指導
子どもたちの表現力を高めるために、日記を課題として、作文に必要な書き方指導はもちろん、より良い表現方法を子どもと一緒に考えます。教師と子どもたちとのコミュニケーションのツールにもなっています。
ひょうご新聞感想文コンクール
生きた社会教材として新聞を読み、情報を知り、考えたことを自分の言葉で伝えることを目的に新聞感想文を実施しています。新聞の活用を通じて子どもたちが、活字に親しみ、社会や地域への関心を高めることにもつながっています。

社会
社会的視野を広げる
知識を与え教え込むのではなく、資料を利用して調べたり、そこから図や表にまとめたりすることで、頭の中で考えたことを工夫して表現する取り組みを大切にしています。
物事を多角的に見て考える力を身に付け、広い視野を持てるように指導します。 また、社会見学やフィールドワークといった体験的な学習を通し、自分の目で確かめながら「社会」を正しく観察する目を養います。
具体的な取り組み
社会見学(3年生)
神戸の港めぐりに出かけ、私たちの学校がある神戸市のようすを学習します。
社会見学(4年生)
兵庫県庁を見学し、私たちが安全で快適に生活できるように暮らしを支えるお仕事について学習します。
社会見学(5年生)
埋蔵文化センターを見学し、神戸市内の遺跡や古墳の展示、体験学習を通して歴史を学習します。

算数
問題解決力を育む
本校では、答えを出すことよりも「どのように考えたか」を大切にしています。子どもたちは友だちと意見を交わしながら、多様な視点に触れ、自分なりの方法で課題に向き合います。新たな課題に出会ったときでも、これまでの学習で身につけた知識や技能を活用して、問題解決していく姿を目指しています。
具体的な取り組み
計算タイム
全学年で、算数の授業の始まりに5分間の計算タイムを設けています。毎日続けることで計算力が自然と身につき、基礎学力の定着につながっています。また、短時間で集中して取り組む習慣がつくことで、学習への意欲や集中力も高まります。小さな積み重ねが大きな力となり、自信をもって問題に取り組む姿勢が育まれています。
放課後演習
放課後には、4~6年生を対象にした算数演習を行っています。子どもの習熟度に応じてクラスを分け、複数の教員が丁寧に指導します。基礎から応用まで一人ひとりの理解に合わせた学習を進めています。自分のペースでじっくりと考える力を育みながら、確かな学力の定着を図っています。

理科
科学的なとらえ方、考え方を養う
実験や観察を多く行い、子どもたちの興味関心を大切にした授業を行います。
予想を立ててから実験を行うことで、より深く思考し、考察を得ることができます。
得られた実験結果から、自分の考えを友達と共有したり、友達の考えを聞いたりすることで学習の理解を深めていきます。 学習園では、学年に応じた植物を栽培し、実物を観察することで、植物を大切にする心や、観察眼を養います。昆虫やメダカなど、小さな生き物を飼育し、命の大切さを学びます。
具体的な取り組み
実験では、教科書で取り扱う内容だけでなく、単元に応じた実験を取り入れています。 問題集などで見かける実験にも取り組んでいます。

生活
社会のルールを知り、創意工夫する力をつける
子どもたちは、自然を体感し、社会に対する視野を広げることで、大きく成長していきます。自然観察や社会のルールや工夫を知ることで、観察力や創意工夫する力、表現するなどの「生きる力」をつけていきます。自然との関わり、人との関わりを通して、生活力を身に付け、自立への基礎を養います。
具体的な取り組み
学級園
子どもたちが年間を通じて、植物を栽培し、継続的に観察したり、収穫の喜びを体験できるように、各学年に学級園を配当しています。

音楽
豊かな情操を養う
学校行事と宗教行事と連携しながら教科書の楽曲に加え、聖歌集などからも取り上げ、幅広い音楽に親しんでいます。
学年に応じて鍵盤ハーモニカやリコーダーなど、曲に応じた様々な楽器に親しみながら豊かな表現力を育んでいきます。 また、合唱や合奏を通して友だちと心を合わせて音楽を表現することの楽しさを味わいながら音楽を深めています。

図工
感受性、創造力と表現力を互いに高め合う
造形活動は人間本来の感受性、創造力や表現力を豊かにするだけではなく、人生の美を見つけ出し・美を聴き出し・美を生み出す、生きる力を生む総合教科です。
『作品は心の鏡』として子どもたちはそれぞれが集中し、心と体と頭を使って工夫して楽しみながら制作します。
具体的な取り組み
卒業制作・図工展
6年生になると、ステンドグラスの技法を学び、ガラスカット・ガラス研磨・銅テープ巻き・はんだづけ等、高度な技術を学び制作をします。
また、卒業前には全員が祈りと力を尽くして卒業制作を完成させます。
この卒業制作は年間通して校舎内に多数展示しており、子どもたちに日常から創作意欲や意識を高めるよう配慮しております。
また、1年間の集大成でもある図工展では、互いの良さを見つけ合い、表現する喜び、鑑賞する喜びを学び合うことをめあてとして、1,000点を超える作品を校舎内に展示する等、特色ある図工教育を行っております。

家庭科
実践から学び、生活に活かす
衣食住に関する具体的な活動や体験を通して、家族の一員として日常生活に必要な基本的な知識や技能を学びます。
また、友達と協力して活動することで、集団の中での自分の役割を自覚し、家庭生活をよ りよくしようとする実践的な態度を養います。
具体的な取り組み
手縫い・ミシン縫いで生活に役立つオリジナル作品を制作します。 グループで協力して調理実習を行い、後片付けまで手順を学びます。

体育
心身の健やかな成長を目指して
発達段階に応じた「体つくり運動」を授業のはじめに行い、身体能力の向上を目指します。
各学年で習得すべき運動・技能についてひとりひとりの能力に応じた取り組みを考えながら、子どもたちの「できた!」という喜びを大切にします。
ゲームを通して仲間と一緒に活動する中で、互いに学び合い、励まし合って楽しく運動する喜びを味わうことを大切にします。
時間を守ること、挨拶を大切にすること等、規範意識を体育の授業を通して学ぶことを大切にしていきます。
具体的な取り組み
業間マラソン
週に一度20分休みにクラスごとに、自分にあったペースで運動場を走り、心肺機能の向上を目指します。
体育朝礼
毎週火曜日に全校生が運動場に集合し、ラジオ体操やリズム運動、柔軟体操を行います。保健体育委員が企画した運動も実施し、子どもたちが進んで運動に取り組む事を大切にしています。
マラソン大会
毎年2月に王子公園周辺のマラソン大会を実施します。

英語
英語の世界に親しみ、理解を深める
1年生から週に3回授業があります。ネイティブ教員と日本人の英語教員によるコミュニケーションの授業を行っています。低学年では、フォニックスを中心とした音声の授業を行い、中学年・高学年と段階的に表現活動を取り入れています。6年生になると、英語でのプレゼンテーションに取り組み、総合的な英語力を養います。
具体的な取り組み
カナダ語学研修(5年生希望者)・ニュージーランド語学研修(5・6年希望者)
ホームステイをしながら学校体験をするプログラムに参加します。
オーストラリア留学生との交流(6年生)
英語教育の実践の場となるように、さまざまな交流の機会を設けています。

宗教
神様に愛され生かされていることを知り、その恵みに応える自分を育てる
授業では、目に見えない大きな力によって私たちが生かされていることを確認します。
そして創造主である神様は、宇宙のすべてを創造され、私たち一人ひとりを愛し、命と恵みを与えてくだいます。
神様は私たち人類に、愛の教えと救いをお与えになるために、人間の姿となり救い主イエス様をこの世に送ってくださいました。
『神を愛し、隣人を自分のように愛すること。』『人にしてもらいたいと思うことを人にもすること。』『わたしはあなたがたを愛しいつも共にいる。』というメッセージ(福音)を土台に学びます。
そして、天使のお告げを受けて幼子イエスの母となり、絶えず祈り、聖書の言葉を守り、どんな困難も乗り換えて全人類の母となった聖母マリアの生き方に倣う「小さなマリア様」になることを目指し、学んだことをそれぞれの人生に生かすことが出来るように祈りのうちに学び合っております。
具体的な取り組み
- 毎週金曜日の礼拝朝礼
- 5月マリア様をたたえる会
- 12月創立記念ミサ
- クリスマス会
- 3月感謝ミサ 等