学校案内 About us

本校について

建学の精神 — Stella Maris

マリー・ド・ラ・パシオン

神戸海星女子学院の母体であるマリアの宣教者フランシスコ修道会を設立したマリー・ド・ラ・パシオンは、1839年フランスに生まれ、生涯をかけてキリストの真理と愛を伝えるために働きました。彼女の修道会は世界中からの呼びかけに応えて、時として危険を伴う遠隔地まで会員を派遣しました。日本へは、ハンセン病患者の介護のために5人のシスターを派遣したのが最初です。シスターたちは、慣れない日本語や文化と格闘しながら、献身的に介護にあたり、キリストの福音を伝えていきました。それが、教育理念としての本校の誕生です。

そして、戦後の荒廃した神戸に呼ばれた当時の修道会管区長マリー・ムスチェ・ド・カンシーは、新しい時代に生きる女子の教育に大きな夢を描き、「神様のことを教えたい。正しい人間として成長してほしい。よい教育を与えたい。」と望み、1951年神戸青谷の地に学校法人海星女子学院を設立しました。

Stella Maris(ステラ・マリス)はラテン語で海の星を意味します。
海の星は聖母マリアの別名で本学院は聖母マリアを模範としています。

学校目標

「人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい」

ルカによる福音書6章31節

「人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい」この言葉は、「黄金律」、英語では「ゴールデンルール」と呼ばれて、時代や宗教を越えて話されてきた言葉です。

私たちは、自分が満足するために、人にしてもらいたいことをたくさん持っています。

しかし、この言葉は、自分の幸せよりも、まずは、人を幸せにする、その時、自分も幸せになるのですよ、と教えてくれています。

人にしてもらうのを待つのではなく、自分から進んで行う。自分がしてもらって嬉しかったことを人にする、それは、時には勇気のいることかもしれません。しかし、誰かのために何かをしているうちに、きっとそれがいつの間にか自分の喜びに変わっているものです。

本校では学校生活の中で、家庭生活の中で「人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい」という学校目標を意識した一日一日を送って欲しいと思います。

神戸海星女子学院小学校
校長 鈴木 良孝

本校のあゆみ

できごと
1951年3月学校法人海星女子学院を設立
4月現地に小学校・中学校・高等学校開設
1952年2月校舎落成
10月塔上のマリア像除幕式
1953年3月小学校第1回卒業式 (43名)
1958年5月ルルド完成、運動場拡張工事実施
1961年9月体育館竣工式
1964年4月海の星仲良しクラブの誕生
1967年6月第1回小学校運動会実施(それまでは中学・高校と合同)
1968年8月5・6年生の宿泊合宿が始まる(2泊3日)
1973年6月小学校新校舎落成式、
水泳授業始まる(温水プール完成)
1974年4月授業5日制の実施
1975年11月創立25周年記念式典
1978年5月西日本私立小学校連合会小学校教員研修会を本校で開催
1979年1月5年生にスキー合宿始まる(鉢伏高原3泊4日)
1985年6月4年生校合宿始まる(若狭湾2泊3日)
1990年12月新講堂棟完成
1993年7月小学校冷暖房設備設置
1995年1月阪神淡路大震災(17日)、
小学生は2月15日が学校再開日となる
2000年12月創立50周年記念式典、
コンピューター室完成
2009年8月小学校校舎耐震改修工事完成
9月小学校全学年2クラス制
2014年7月2年生学校合宿始まる
2015年4月ステラマリスクラブ(放課後預かり)始まる
7月3年生校外合宿(六甲自然の家)始まる
2016年3月カナダ語学研修始まる、
ネイティブ講師による授業始まる
2017年2月修学旅行沖縄民泊が始まる
8月全教室に電子黒板導入
2018年7月ニュージーランド語学研修始まる
2020年4月校務システム導入、
G Suite for Education(現 Google Workspace for Education)導入
4月~5月新型ウイルス感染症防止のため休校
12月全児童に一人一台のタブレット端末iPadを貸与
2023年9月校舎改修始まる
2024年3月小学校北館(特別教室棟)竣工

本校概要

経営母体学校法人 海星女子学院
名称神戸海星女子学院小学校
Kobe Kaisei Girls’ Primary School
課程等全日制 小学校課程 女子校
学期制3学期制
所在地〒657-0805
兵庫県神戸市灘区青谷町2丁目7‑1
TEL:078‑801‑5111 FAX:078‑801‑6166
創立記念日12月8日(無原罪の聖マリアの祝日)
理事長森田 和子
校長鈴木 良孝