海星は、3月14日に中学校卒業式、並びに中高終業式を終えました。

当日は春まだ遠い、寒い一日でしたが、凛とはった空気の中で、中３は中学校の課程を、他の学年もそれぞれの１年を締めくくりました。

本校は完全中高一貫なので、高校生と

なっても周りが大きく変わることはありませんが、だからこそ気持ちの切り替えが大切になってきますね。

考えてみると、大人の社会と違って学校社会のよいところは、一年一年の区切りがはっきりしていて、リセットができるところでしょうか。もちろん、この一年の、楽しかったことも、苦しく悩んだこともゼロにすることはできませんが、それはそれとして脇に置いて、4月からまた新たな学年としてスタートを切りましょう。

校長先生のお話は、「7の70倍許しなさい」というイエスの教えに続く、たとえ話についてです。王に多額の借金がある臣下が王に請うて、借金を帳消しにしてもらったのに、その臣下は自分に借金がある者を許さず攻め立てたお話ですが、校長先生はそこから、ことにあたっても人に対しても気長に待つ、ことの大切さについて話されました。

きっと、その「待つ」はただの時間の経過ではなく、相手への思いや、ことに向けての努力があっての「待つ」でしょう。4月の新たな始まりを希望をもって待ちましょう。

この度、食堂棟が完成。

食堂には広いテラスがあり、中庭やステラマリスホールとつながっていて、生徒たちが集う活気あるスペースとなることでしょう。

今年もいつもブログを読んでいただいてありがとうございました。

これまでのブログ担当者のうちＨとＳが引退します。

本当にありがとうございました。

2019年度もよろしくお願いいたします。