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フランス総領事来校(1)日本語で講演会

高等学校 行事2021.11.02

去る10月4日、在京都フランス総領事館より、ジュール・イルマン総領事の表敬訪問を受けました。本校のフランス語教育に関心を持っていただいての来校でした。


ブログ写真 総領事来校1?1.jpg

まず、高1対象の国際理解講演会では「ビックリフランス!」というタイトルでお話をしていただきました。科学、経済、海外県や海外領土も含めた様々なフランスの姿、同性婚が認められていることや婚外子が多いこと、多様性や個性が重んじられることなど、料理やファッションだけではないフランスを知ることができました。また、漫画やアニメなどの日本文化が大変人気であることも伺い、生徒たちは熱心にメモを取ったり質問したりしていました。イルマンさんの流暢な日本語にも感心していました。

講演会の最後には、代表の生徒がイルマンさんにフランス語でお礼の挨拶をしました。

ブログ写真 総領事来校1?2.jpg

以下は生徒の感想から抜粋したものです。

≪講演会≫
・同性婚が7年も前から認められていたり、結婚後は妻もバリバリ働いて好きなことをできるのが50年前から定着していたり、学校でも「他人に気を遣う前に自分のことを済ませる」というように本当に個人が尊重されていて、自由で生きやすい国なんだなと感じました。

・日本とフランスは互いにリスペクトし合っていて相思相愛だとおっしゃっていて、とても温かい気持ちになりました。

・「仕事が人生ではない」、「自分の人生を楽しむために仕事をする」という考え方に「なるほど」と思いました。

・フランス語を話している国はフランスだけではないことは知っていましたが、3億人以上の人が母語や公用語として話しているとは思いませんでした。

・フランスの学校のテストの形式がとても良いと思いました。哲学を学んだり、テスト問題は一問ごとにじっくりと考え、それを記述式で答えるというしくみにとても憧れます。

・会社や政府の中では男女の人数を半分ずつにしなければならないという法律があったり、同居はしているけれど結婚していないカップルが多数存在していたり、日本にはない制度がフランスにはたくさんあり、とても勉強になりました。

・自分のことが一番で大切にするけれど、違うのを非難するのではなく、他人にも他人の自由があるから認めるというのがとても良いなと思いました。

・18歳になると国から文化活動を支援するためのお金が支給される`Pass Culture'という制度がとても魅力的でした。



明日は、講演会のあとに行われた、フランス語選択者とイルマンさんとの交流会について報告します。