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高校卒業式

高等学校 行事2011.02.12

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2月12日本校講堂にて高校卒業

式が行われました。

 

 

海星60周年、記念すべき年

の卒業生154名が巣立っていきま

した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆学校長の言葉から

  一番大切なことは「隣人となる」能力
  

 (生徒による聖書朗読、「善きサマリア人のたとえ」の後で)
 

  「隣人」であるかどうかを決定する主体は、「私」でなく、「相手」であるということです。

   「私」は、他者から認められてはじめて「隣人」となるのです。
 

  このサマリア人のたとえが教えるところは、「愛」というものがギヴ・アンド・テイクの原理のはたらいている市民的な秩序を超えて、自vcm_s_kf_repr_832x624.jpg由自在に働き、そのことによって超自然的なものとして現れるということです。
 

 それは、単に市民的秩序を超えたということではなく、それをひっくりかえしてしまうのです。

 ここにはひとつのことが示されています。

 それは、私は、内的な本質から私が出会い、私の助けを必要としているすべての人々に対し、兄弟であるということです。
       *                   *                 *
   現代社会は大きく舵を切りつつあります。

  このような社会に出て行かれる皆さんにとって、一番大切なことは「隣人となる」能力

ではないでしょうか。sotu12.jpg

 この能力は時代・場所をこえて普遍的なものであり、全能です。神の愛なのですから。

 他者に優しく接し、自由な精神をもった皆さんにとって、海星で 培われた一番大切なものは

「心から真を尽くして人と出会う」力です。

 

 これが6年間の海星でのすべての活動から皆さんが得たものであり、これからの皆さんの生きる糧となるものだと確信しています。
 

 苦難の中には必ず神さまのメッセージが隠れていることを信じてください。またいつでも母校に帰ってきてください。海星はこれからの皆さんにとって、母なる港、「母港」でもあります。

 

卒業生の言葉から 

困難の中にあってこそ、そばに誰かがいることを喜ぶ 

  私たちは今日、海星という暖かな船からいったん下りて、それぞれの新しい道を踏み出していきます。

  今までのように、ただ明るく優しいだけ の世界ではないでしょう。私たちを取り巻く世界情勢や社会問題は決して簡単に解決できるものではありません。

   しかし、そういった困難の中にあってこそ、そばに誰かがいることを喜び、他人を助け合うことを忘れずに、恐れず進んでいきたいと思います。

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 今日まで指導してくださった先生方、支えてくださった職員の方々、さまざまな活動の中で力なってくれた在校生の皆さん、そして誰よりも近くで私たちの背中を押してくれていた大切な家族に、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

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